2009年03月14日

沖縄を返せ~沖縄かがやけ

沖縄を返せ


復帰前から復帰後にかけて沖縄で最もよく歌われた労働歌だろう。

「我らと我らの祖先が血と汗をもて守り育てた沖縄よ」、このフレーズを唄うたびにオジーやオバーが守ってきた沖縄の土地を情け容赦なく奪ってゆく米軍と日本政府に怒りを覚えた。

何十回、何百回と唄っただろうか、歌詞を見なくてもアカペラでもうたえる。

沖縄を代表する唄者”大工哲弘”が”沖縄かがやけ”というタイトルで沖縄を返せ21世紀バージョンを創ってくれた。おかげでサンシンで唄う楽しみも増えた。

しかし、時々は ♪怒りに燃ゆる島♪ を唄いながら足元を見つめていこう。

沖縄を返せ(作曲:荒木栄)
♪固き土をやぶりて 民族の怒りに燃ゆる島 沖縄よ
 我らと我らの祖先が 血と汗をもて 守り育てた 沖縄よ
 我らは叫ぶ 沖縄よ 我らのものだ 沖縄は
 沖縄を返せ 沖縄を返せ

沖縄かがやけ(唄:大工哲弘、作詞:高田昇)
♪深く悲しみ眠らせる 光ふり花咲き 燃ゆる島 沖縄よ
 島うた流れて人の願い叶える 平和を伝える 沖縄は
 心癒せ沖縄に 夢よ遊べ沖縄に
 沖縄かがやけ 沖縄かがやけ



Posted by ヒラミン at 14:36│Comments(4)
この記事へのコメント
フンシーってどういう意味ですか


沖縄にそんな歌があったなんて
知りませんでした。


私は最後の歌詞が柔らかくて前向きで好きです。


恨んで生きていくのはあまり好きではないので。
Posted by ☆萌花☆ at 2009年03月15日 16:07
☆萌花☆さんへ
コメントありがとうさんです。ブログタイトルに書いたフンシーですね。

フンシーとは琉球風水のこと。吉方位とかで生命みなぎるエネルギーをもらえるとかのあれですね。

ここで云うフンシーとは、「元気そうな君!貴方の出身地、住まいはどこですか」と尋ねるときの「住まい」のことです。

昔々首里のお偉いさんが”風水はどこが良いか”という話を聞いて、庶民はわかった風にしたり顔で「いったーフンシーやまーやが」などと使っていったんでしょうね。

迷信とかに全く関係なく普通に「住まい」なんです。
Posted by ヒラミンヒラミン at 2009年03月15日 20:23
貴方のような、少しムキになって社会を語るひとは好きです。           復帰運動の頃、沖縄を離れた処にいたのと、元々、ノンポリだったのとで、  まるでよそ事だった自分が恥ずかしいです。  わずかながら、このごろ目覚めてきました。
Posted by けいしゅう at 2009年03月30日 11:54
けいしゅうさんへ
コメントどうもありがとうさんです!

ノンポリという言葉もいまどき使われなくなりましたね。
なつかしい言葉の響きがします。

あの時代に何もできなかったので、今ならボチボチ言えるのかななどと思いながら書いています。

芸は力なり!素晴らしいですね。時間をつくって久高民藝店に遊びに行きます。

これからもよろしくお願いします。
Posted by ヒラミンヒラミン at 2009年03月31日 00:22
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